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あの夏の冒険―中編―
「タケル以外のデジモン達が進化まで出来るようになった時だった……黒い歯車が現れ始めたんだ。その歯車を埋まれ込まれたデジモンは理性を失い選ばれし子供を倒すことだけに集中する。」
太一の苦い表情は変わらない。
「島が分裂してデジモンと共にそれぞれ別の場所へと飛ばされた。でも再び七人全員が集まり黒い歯車を操っている暗黒デジモン、デビモン倒すためデビモンが居る山の頂上へと登った。」
デビモン、暗黒のデジモン。
決して許すことは出来ない罪…
「僕達はそれぞれのパートナーデジモン達と共にデビモンと戦った、だけど暗黒の力はそう簡単に倒せるものではなかった……」
丈も顔を俯かせる。
「そして、デビモンにやられそうになった、その時……」
「パタモンが初めて進化をして、聖なる力で暗黒の力を持つデビモンを倒したんだ。………自分の命と引き換えに……。」
「パタモンの命?」
タケルの言葉に瑠姫はハッと眉を歪ませる。
「パタモン……嫌、エンジェモンは自分の存在を消すとともにデビモンを倒した。」
「そして残ったのは一つのデジタマ……そのデジタマはパタモンの卵だった。」
瑠姫の表情に少し明るさが戻る。
「しかし喜びもつかの間、俺達の前にゲンナイと言うジジィが現れた。」
太一の言葉を光子朗が続ける。
「ゲンナイさんは僕達に二つの情報をくれました。一つは僕達七人一人に一つのずつあると言う“紋章”そしてもう一つは、新たな暗黒デジモン、バンデモンが現実世界、つまり僕らが住む世界に行き現実世界に居る人々を倒してしまう……と。」
「紋章は私達八人一人一人の心の形、もっとも素晴らしい個性を表したモノなの。この紋章とタグ、そして自分の紋章が一番輝いた時それぞれのパートナーでデジモンが完全体に進化するの。そして、バンデモンの狙いはもう一つ、私達選ばれし子供達のタグと紋章を奪い、悪用すること。」
(現実世界にデジモン……それって私達の時と同じ状況……ーー)
啓人、瑠姫、健良、樹莉、遼はそれぞれ二年前、自分達がリアルワールドを救ったときのことを思い出していた。
自分達も経験したからこそ言える、現実世界とデジタルワールド……二つの世界を同時に救おうとすることがどれ程、過酷で残酷なモノか……ーー。
出会いがあり、別れがある。
生まれる命があれば又、消え去る命もある。
それがどれだけ辛いか……自分達は知っている。実際に体験したのだから………ーーーー
きっと太一達も自分達と何ら変わり無い、過酷な体験をしてきたのだろう。
だけど、その体験は辛いものだけでは無い。
笑い、苦しみ、泣き、怒り、喜ぶ
すべてが冒険
その意味を……ーーーー
僕達は知っている
「だけど、悪い話ばかりでも無かった。現実世界に俺達の仲間……つまり八人目の選ばれし子供が居ると言うことも分かった。」
太一はヒカリに視線を送る。
ヒカリもまた太一の視線を受け取り頷くと次は彼女が語りだす。
「それが私、ホントはキャンプに行く日に一緒に着いていくはずだったけど、風邪を引いたせいで行けなかったの。」
「その時のデジタルワールドは僕たちの現実世界の一分が向こうで言う一日でした。つまりバンデモンが現実世界へ行って一分後に僕等は元の世界に戻りました。そしてその時バンデモンと一緒にいた沢山のデジモン・・・その中に居たのが、」
『私、テイルモンだ』
光子郎に代わりテイルモン本人が答える。
「テイルモンの友達、ウィザーモンのおかげでヒカリが八人目の選ばれし子供だと言うことが分かり、そのパートナーデジモンがテイルモンだと言うことも分かった。だが問題はタグと紋章・・・・・」
「私の光の紋章とタグはヴァンデモンの手にあるからお兄ちゃんが私を八人目の選ばれし子供だと言うことがばれないように、ヤマトさんに私を託し、一人でヴァンデモンに捕まっているミミさんとテイルモンを助けに行ったの。」
「でも、戦いはこれから。これからが本番だったんだ・・・――――」
あの夏の冒険―中編―
(いま、冒険が進化する・・・)
To be continued...
あとがき
一応携帯で書いたんで・・・・upしておきますw
太一の苦い表情は変わらない。
「島が分裂してデジモンと共にそれぞれ別の場所へと飛ばされた。でも再び七人全員が集まり黒い歯車を操っている暗黒デジモン、デビモン倒すためデビモンが居る山の頂上へと登った。」
デビモン、暗黒のデジモン。
決して許すことは出来ない罪…
「僕達はそれぞれのパートナーデジモン達と共にデビモンと戦った、だけど暗黒の力はそう簡単に倒せるものではなかった……」
丈も顔を俯かせる。
「そして、デビモンにやられそうになった、その時……」
「パタモンが初めて進化をして、聖なる力で暗黒の力を持つデビモンを倒したんだ。………自分の命と引き換えに……。」
「パタモンの命?」
タケルの言葉に瑠姫はハッと眉を歪ませる。
「パタモン……嫌、エンジェモンは自分の存在を消すとともにデビモンを倒した。」
「そして残ったのは一つのデジタマ……そのデジタマはパタモンの卵だった。」
瑠姫の表情に少し明るさが戻る。
「しかし喜びもつかの間、俺達の前にゲンナイと言うジジィが現れた。」
太一の言葉を光子朗が続ける。
「ゲンナイさんは僕達に二つの情報をくれました。一つは僕達七人一人に一つのずつあると言う“紋章”そしてもう一つは、新たな暗黒デジモン、バンデモンが現実世界、つまり僕らが住む世界に行き現実世界に居る人々を倒してしまう……と。」
「紋章は私達八人一人一人の心の形、もっとも素晴らしい個性を表したモノなの。この紋章とタグ、そして自分の紋章が一番輝いた時それぞれのパートナーでデジモンが完全体に進化するの。そして、バンデモンの狙いはもう一つ、私達選ばれし子供達のタグと紋章を奪い、悪用すること。」
(現実世界にデジモン……それって私達の時と同じ状況……ーー)
啓人、瑠姫、健良、樹莉、遼はそれぞれ二年前、自分達がリアルワールドを救ったときのことを思い出していた。
自分達も経験したからこそ言える、現実世界とデジタルワールド……二つの世界を同時に救おうとすることがどれ程、過酷で残酷なモノか……ーー。
出会いがあり、別れがある。
生まれる命があれば又、消え去る命もある。
それがどれだけ辛いか……自分達は知っている。実際に体験したのだから………ーーーー
きっと太一達も自分達と何ら変わり無い、過酷な体験をしてきたのだろう。
だけど、その体験は辛いものだけでは無い。
笑い、苦しみ、泣き、怒り、喜ぶ
すべてが冒険
その意味を……ーーーー
僕達は知っている
「だけど、悪い話ばかりでも無かった。現実世界に俺達の仲間……つまり八人目の選ばれし子供が居ると言うことも分かった。」
太一はヒカリに視線を送る。
ヒカリもまた太一の視線を受け取り頷くと次は彼女が語りだす。
「それが私、ホントはキャンプに行く日に一緒に着いていくはずだったけど、風邪を引いたせいで行けなかったの。」
「その時のデジタルワールドは僕たちの現実世界の一分が向こうで言う一日でした。つまりバンデモンが現実世界へ行って一分後に僕等は元の世界に戻りました。そしてその時バンデモンと一緒にいた沢山のデジモン・・・その中に居たのが、」
『私、テイルモンだ』
光子郎に代わりテイルモン本人が答える。
「テイルモンの友達、ウィザーモンのおかげでヒカリが八人目の選ばれし子供だと言うことが分かり、そのパートナーデジモンがテイルモンだと言うことも分かった。だが問題はタグと紋章・・・・・」
「私の光の紋章とタグはヴァンデモンの手にあるからお兄ちゃんが私を八人目の選ばれし子供だと言うことがばれないように、ヤマトさんに私を託し、一人でヴァンデモンに捕まっているミミさんとテイルモンを助けに行ったの。」
「でも、戦いはこれから。これからが本番だったんだ・・・――――」
あの夏の冒険―中編―
(いま、冒険が進化する・・・)
To be continued...
あとがき
一応携帯で書いたんで・・・・upしておきますw
